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ヨーロッパ トリップ 2023【Vol.10〜コニャック(フランス)】

ボルドー空港に到着したのは夜の21時。

すっかり暗くなっていました。

バルセロナの空気とは一転して寒さが身に沁みます。

空港に到着し風を感じた段階でフランスに来たと実感できますね。

ボルドー空港には親友のBaptiseが迎えに来てくれていました。

以前の旅ブログも少し記事を書いてたので良かったらみてください。その時はあまりブログに力を入れていなかったので少々粗っぽい文章になっています笑

ヨーロッパの旅・動画(ラ・ロッシェル)

さて、無事に合流できた僕たちは久しぶりの再会を喜びました。

6年ぶりに会う彼は変わらず、優しい心の持ち主。片道2時間かけてボルドー空港まで迎えに来てくれました。

僕たちは車に乗り込み彼の実家のあるコニャック市に向かいます。

バルセロナ空港で昼過ぎにサンドイッチを食べてから何も食べてなかったので空腹を満たすため、ドライブインに入りました。

フランスっぽくサンドイッチとコーヒー、スイーツを注文。

お腹も満たされコニャックに向けて再出発です。

夜という事もあり1時間ちょっとでBaptiseの実家に到着しました。

彼の実家は、ブランデーの醸造所。

” CORDON BLEU “(コルドンブルー)で有名なMartell社のブランデーを造っています。

さすが歴史ある家だけに門扉も重厚感があります。

家に入ると、

懐かしいー!!

リビングの奥にビリヤード台があり、6年前にビリヤードして遊んだのを思い出しました。

6年前の写真。若いですね笑

久しぶりの再会を祝ってBaptiseと乾杯です。

貴重なブランデーもいただきました♪

2杯だけブランデーを頂き、今日は早めに就寝します。

2階のお部屋を貸してくれました♪

朝は少し寝過ぎてしまい、起きてリビングに降りるとBaptiseとお母さんが朝食を準備してくれていました。

クロワッサンにコーヒー、ジャムは手作り♪

朝食でフランスに来たことを再確認。フランスで食べるクロワッサンは格別ですね!

朝食後にBaptiseがHennesy(ヘネシー)に連れて行ってくれる事になりました。

あいにくの天気ですがこの天気も含めてフランスって感じがします。

この建物の中でブランデーを造っていたんですが、ご両親は数年前にブランデー造りを辞めたみたいです。6年前にこの中で出来立てのブランデーを飲ませてもらったのは良い思い出です。

Hennessyにやってきました♪

どうやら僕の為にブランデー造りのツアーを予約してくれていたみたいです。

受付して開始まで待ちます。

ガイドの女性から英語で今回のツアー内容等の説明がありました。

ツアー参加はアメリカやドイツ等、色んな国の人が参加しています。

バスに乗って醸造所に向かいます。

雨が少し弱まってきました。

ここからツアー開始です。

まずブランデー造りの基礎、地層や土に関する説明がありました。

どうやらこの地方は大昔、海だったそうです。

ミネラル豊富な土壌がブランデーに最適な良質なブドウを育ててくれるんですね。

続いて何やら怪しげな部屋に

何が始まるのかドキドキ

待っているとVRゴーグルを渡されました。

どうやらプロジェクションマッピングのようですね。

ゴーグルをセットして待っていると映像が流れ始めました。

ブランデー造りに関係する映像をアートティックに見せてくれます。

ゴーグル越しに写真を取ってみました。

こんな感じに見えています。

これが本当に凄い!!

ブランデーの海の中を漂ったり、現実と仮想の区別がつかないくらい世界にどっぷり浸れます。

しかし、ゴーグル外すと一気に現実笑

いやー、音楽と併せての映像は迫力満点でした。

プロジェクションマッピングの後は樽詰めされたブランデーの蔵で説明を受けます。

100年前の樽もありました。

どれくらいの値段がつくのか想像すらつきません笑

地層から始まって樽作り、ブドウの生産方法にプロジェクションマッピング。

ここまで本当にパーフェクトなツアーです。

一通り説明を受けた僕たちの心はブランデー飲みたいモードにどっぷりです笑

そしていよいよ試飲タイム♪

左が蒸留したてのブランデーで、向かって右側がXO。

アルコール分が強くて度数も90度近くあります。これを樽に入れて寝かせる事で右側のように色が付いて度数も低くなり香り高いブランデーへとなります。

グラスに注がれるまでに色んな人の想いが詰まってできあがるブランデー。

美味しくないわけがありませんよね。勉強するとより一層美味しくいただけます。

ツアーを予約してくれたBaptiseに感謝です!

ブランデーについて学んだ後は、Baptiseと一緒にコニャックの町を探索します。

Baptiseはいまは違う町に住んでいますが、高校生くらいまでコニャックに住んでいたという事で、

昔の思い出話なんかをしてくれながら歩きます。

雨も強くなってきたのと、お腹も空いてきたのでレストランに入ります。

フランス料理店レストランにはいります。

店構えもフランスっぽいですね。

店内はトラディッショナルな内装で統一されています。

座った席は窓際の席で、ここは夏になるとOPENになるようです。

ヨーロッパの方はとにかく外の空気が好きですね。

まずはフランスの白ビールで乾杯♪

ワインやブランデーも沢山あります。

まず注文したのはこちら。

名前は忘れてしまいましたが、ポーチドエッグが入ったオニオンのスープ

今までに食べた事のない不思議な味で、本場フランス料理のレベルの高さを思い知らされました♪

思い出すだけでもまた食べたくなります。。

続いて生牡蠣。

コニャック近辺では牡蠣の養殖が盛んで、新鮮な生牡蠣を食べれるお店が沢山あります。

そしてメインにはポークステーキのキャロットソース添え

名前を忘れてしまいましたが、これも今までに食べた事のない驚きの美味しさでした♪

お腹もいっぱいになり少し歩いていると、SHOPの一角でアフリカ雑貨のPOPUPをしていました。

魅力的な雑貨がいっぱい!

お土産にブレスレット購入しました♪

次に友人を紹介してくれるという事で車に乗り友人宅へ向かいます。

昔のヘネシーの看板♪

この辺りの建物はブランデーを醸造する際にでる煙で建物がすぐに黒くなるので、何年かに1回は塗り直しする必要があるんだとか。

そんな話をしている間にBaptiseの友人宅に到着しました。

自宅の玄関前にはシンボルツリーのオリーブが植えられていました。

ヨーロッパらしいですね♪

室内も素晴らしい内装だったのですが、許可をもらっていないので、掲載は控えます。

お庭には各種ハーブも♪

皆んなでお茶を飲みながら、フランスのサーフィン事情について語り合いました。

明日の天気と波次第でBaptiseがサーフィンに連れて行ってくれそうです。

友人に別れを告げてBaptiseの実家に戻ります。

これから荷物をまとめ、Baptiseの家があるラロッシェルという町へと移動します。

と、その前にご両親のブランデーのブドウ畑を案内してもらえる事になりました。

ご両親は引退しましたが、Baptiseの従兄弟が畑を継いでいるようでブドウの木も立派に育っていました。

収穫の時期になると家族みんなで手伝っていたそうです。

その時は甘い香りが漂うんだそう。収穫の時期にも来てみたいですね〜

おもむろにBaptiseが土を掘ったり、石を見たりしています。

聞くと、この辺りは大昔に海だったので時々化石が見つかるんだそう。

貝の化石が出てきました♪

僕もいつくか化石を見つけれたのでお土産に持って帰ろうと思います笑

夕陽を見ながらBaptiseと語り合いました。

日本ではなかなか見られない景色に感動です♪

畑も案内してもらい、実家のご両親に別れを告げに一度戻りました。

高級なブランデーを開けてくれて乾杯しました♪

Baptiseのお父さんと記念撮影。

そういえば6年前にも記念撮影していました。

2人とも若い!

でもこうやって日本から来て温かく迎えてくれるのは本当に嬉しいですね。

ご両親に別れを告げ、僕たちはBaptiseの家へと向かいました。

夜の予定を立てようと話をしていたら、クラフトビール工場兼お店でLIVEイベントが行われているという

事なので、行ってみようという事になりました。

会場の前にはフードトラックが来ていました。

イタリアン系のお惣菜を売っているフードトラックで色々な種類のタパスがあります。

会場はエントランスフリーになってて家族連れから若者、ご年配の方まで音楽と

雰囲気を楽しんでいました。

今夜はクラフトビールを飲みながらフランスのLIVEを堪能したいと思います♪

続く