12 29 2023
ヨーロッパ トリップ 2023【Vol.2〜テネリフェ島(スペイン)】
フランクフルト空港に到着し、ケルンに向かった僕は叔父の古くからの友人であるWolfさんの自宅で1泊お世話になる事になりました。
というのも、明日からドイツの従兄弟達とテネリフェ島に遊びに行く予定で、皆ケルン空港からテネリフェに向かうという事だったので僕もそれに合わせてケルンから同じ飛行機で向かう事にしました。
テネリフェ島はスペイン本土から南西へ約1,000キロ、西アフリカの沖合に浮かぶスペイン領カナリア諸島にある最大の島です。カナリア諸島は大西洋上に点在する7つの主要な島で構成され、年間を通して温暖な気候で「大西洋のハワイ」と言われ、ヨーロッパ人の観光地としても人気が高く、特にドイツ人が多く訪れる島として有名です。
またテネリフェ島には良質な波が押し寄せる為、サーフィンのメッカとしても知られています。
ヨーロッパ行きが決まった後にドイツの従兄弟達と連絡を取るなかで
「どこに行きたい?」
と聞かれ、迷わずに
「テネリフェ島!」
と答えると、トントン拍子に話が進み、従兄弟の友人達も一緒に行く事となったわけです。
翌朝、時差ボケ気味の身体を目覚めさせるべく、熱いシャワーを浴びダイニングに向かうと、Wolfさんご夫妻が朝食を準備してくれていました。
本当にありがたい!
朝食はジャーマン的スタイル のドイツパンにハムやチーズではなく、ミューズリー(オーツ麦など数種類の穀物とドライフルーツ、ナッツなどが入ったシリアル食品)にフルーツをたっぷり入れていただきます。
朝食を食べながらWolfさんが1枚の写真を見せてくれました。
30年前に祖母がドイツに来た時に撮られた1枚で祖母とWolfさんご夫妻と叔父が写っている写真でした。時代を超えて孫がWolfさんにお世話になってるなんてなんだか感慨深い物がありますね。
ちなみに従兄弟達も写ってます。
朝食をいただきながらWolfさんの自宅に魅入ってしまいました。
ダイニングからちょうどお庭が見えるようになっており、お庭がとても素敵です。
こちらの自宅はEUが発足する前、ドイツの通貨がまだマルクだった時代に購入したんだそう。
購入し自分達のスタイルに合わせてリフォームをしたそうで、恐らく今のユーロだと数億円(購入+リフォーム)くらい掛かったそう。
日本以上にドイツもインフレが激しいみたいです。
お二人はSmall House と言っていましたが日本人の僕からしたらとっても大きく、しかも大きなお庭もあるなんてとっても贅沢。
さて朝食を済ませ、飛行機の出発前にWolfさんがケルンの街を案内してくれるという事でお言葉に甘えて連れて行ってもらう事にしました。
奥さんとはここでお別れです。
別れを告げてWolfさんと2人でケルンの街へと向かいます。
今の時期はちょうどクリスマスマーケットをしているので楽しみです。
しかしドイツは寒いなー。。
ケルン市街地
8年振りのケルン大聖堂
迫力がすごい!
初めて来た時は感動のあまり沢山写真を撮影した記憶があります。
ケルッシュ
せっかく街に出てきたという事で大聖堂を出たところにある「fruh」という醸造所兼BARで地ビールのケルッシュをいただきます。
細長いグラスが特徴のケルッシュ
ケルッシュは飲み終えたグラスをテーブルに置いておくと、わんこそばみたいに、どんどんと新しいビールが運ばれてきます。
お代わりが不要な場合はグラスの上にコースターを置きます。
ちなみにケルンのお隣の街はデュッセルドルフ
デュッセルドルフには日系企業が多く進出しており日本人が多く住む街となっています。
またデュッセルドルフではアルトビールと言われる琥珀色のビールが地ビールとなっていて、
それぞれの街に住む人が自分たちの地ビールの方が美味しいと語っているんだそう。
余談ですがクリスマスマーケットも同じで双方が自分たちの街のクリスマスマーケットの方が良いと思っているんだそう。それだけプライドがあるという事ですね。
ケルッシュを飲み終えて大聖堂近くのカフェでエスプレッソとケーキをいただきます。
チーズケーキが美味しい♪
そろそろ時間となりましたので、空港に向かわなければなりませんが、その前にクリスマスマーケットを歩いてみようという事になりました。
残念ながらお昼前だった為、全部のお店は開いていませんでした。
ケルン空港〜テネリフェ島
そして有難い事にWolfさんが空港まで送ってくれました。
いやー本当にありがたい!
従兄弟達はまだ到着していないみたいで待ち合わせ場所で少し待ちます。
待つ事20分。
従兄弟達の乗る車がやってきました。
久しぶりの再会に喜びます。
従兄弟の友人はコロナ前に高松にも遊びに来ていて4年振りの再会になります。
荷物を降ろしてチェックインカウンターに向かいます。
とここでWolfさんとお別れ。
1泊でしたが本当にお世話になりました。日本に来られる際は是非ご連絡ください!
テネリフェ島に向かう航空会社はRyanAirというイギリスの格安航空。
片道なんと15,000円と破格の安さです。
がしかしここで問題発生。
RyanAirの規定ではオンラインチェックインせずにカウンターでチェックインする場合、手数料として50ユーロ(日本円で8,000円)かかるという事でした。
僕はTrip.comを経由してチケットを購入していた為、自動的にオンラインチェックインが出来ていたのですが、従兄弟達は全員オンラインチェックインできておらず、後5分でオンラインチェックインが締め切り。
全員焦って携帯で手続きするもタイムアウトとなりました笑
僕以外全員50ユーロの手数料を支払わされていました。
安いには理由がありますね笑
荷物検査を終えて後は搭乗を待つのみ。皆んなでビールで乾杯して搭乗を待ちます。
いよいよ搭乗。
無事に離陸。機内はほぼ満席でした。
18時到着という事なので4時間のフライト。まあまあ遠いです笑
テネリフェ島
到着した時には夕陽も沈み真っ暗でした。
スペインといってもテネリフェ島はアフリカ大陸の横にある為、時差が1時間程ある事を知りませんでした。なのでフライト時間も5時間とロングフライトでした。。
昨日からの移動で身体はお疲れモードです笑
飛行機を降りてみると風が心地良い!
ドイツの気候とは違うのがすぐに分かります。
また風に運ばれてくる匂いというか空気はどこかで感じた事があります。
2018年に行ったモロッコの風(気候)と同じでした。
スペインといえどここはアフリカですね!
レンタカーをゲットし、腹ペコの僕たちはまず夕食に向かう事にしました。
ここでテネリフェ島の説明を追記します。
テネリフェ島は中心部にテイデ山という火山があり島のほとんどがテイデ山となっています。
従って北から南へと移動する場合、真ん中を通る事ができず外周にある道路を使って島の反対側に行く必要があります。今回到着した空港は島の南側にあるテネリフェ・スール空港 。
今回の宿はちょうど真上の北部。
テネリフェ島は簡単にいうとハワイのオアフ島のような感じで南側が観光地されたエリアで、北側が地元民のエリアという位置付けになってるそうです。
後述しますが物価も北と南では全然違います。
宿へ向かう道中で夕食を食べる事にしたのですが、西周りの場合、高速が途中でなくなってしまうので距離的には遠回りですが東回りで北部へと移動します。
スール空港から車で約30分走ったところにあるサン クリストバル デ ラ ラグーナという町で食事をとる事にしました。
サン クリストバル デ ラ ラグーナ(テネリフェ島)
サン クリストバル デ ラ ラグーナに到着しパーキングに車を停めてレストランを探します。
街はクリスマスのイルミネーションでデコられていました。
この雰囲気、コスタリカっぽい!
El Jinete Sin Cabeza
街を歩いているとローカルの方がテイクアウト待ちをしているレストランを見つけました。
お話を聞くとこの店がとっても美味しいという事だったので迷わず入店。
これが大正解でした!
メニューは看板に書かれていて食べたい物を注文しますがスペイン語なので僕には全く分かりません笑
という事でみんなのお任せでお願いしました。
まずは前菜から
こちらチーズの盛り合わせ
スキレットのモッレラチーズ焼き
ズッキーニやベーコンが入っておりこれが超絶美味!
トマトとカツオのサラダ
マグロのカルパッチョ的な
豚肉とポテト
ビーフも♪
メインはもう一度豚肉を♪
皆んな一緒だと色んなお料理をシェアできるから嬉しいですよね♪
デザートにはケーキやらチョコレートを♪
テネリフェ島の最初のレストランがここで本当に良かったと思えるくらい全てが美味しかった♪
お腹もいっぱいとなったので皆んなでスーパーで買い出しして宿に戻ります。
こちらが今日から数日間お世話になる宿。
住宅街の真ん中にあり、従兄弟がAirbnbで見つけてくれました♪
今日はみんなお疲れなので早めに就寝。
次回へと続く。