12 27 2023
ヨーロッパ トリップ 2023【Vol1〜序章】
こんにちは。オーナーのDaisukeです。
インスタではUPしていましたが、先日6年振りにヨーロッパに行ってきました。
帰国して1週間。ブログを書こうか悩みましたが、せっかくの貴重な経験をさせてもらったので
旅を通して僕が感じた事や気づいた事を少しづつブログに記してみたいと思います。
今回の旅程は約3週間で、旅の内容を大きく分けると
- スペイン編
- フランス編
- ドイツ編
となっています。
僕は旅に出発する前に、旅のテーマ(目的)という物を決めていきます。
サーフトリップであれば「良い波に乗る」とか「朝から晩までサーフィンする」など。
何かしらのテーマを自分の中で設定していきます。
今回のヨーロッパの旅は「人との繋がり」というのを大きなテーマに掲げ2023年11月30日高松空港を出発しました。
少しづつ記事を書いてブログを更新していきたいと思いますので、これからヨーロッパに行こうかと考えている人や、ヨーロッパ旅行に興味のある方の参考になれば幸いです。
高松空港ー羽田空港
今回は運良くマイレージでチケットを購入する事ができ、国際線は羽田空港ーフランクフルト空港というフライトになりました。高松からヨーロッパ行く場合、羽田便が一番楽ですね。
という事で7時半発のANA便でまずは羽田空港に向かいます。
国際線もANAなので、高松空港でチェックインして荷物を預けてしまえば最終地のフランクフルトまで預け荷物を取る必要もありません。
幸いな事に天気も良く最高の出発日和です。
ほぼ定刻通りに羽田空港に到着し、国際線ゲートまで歩いて移動します。
羽田空港の国際線ってこんな感じだっけ?
と思いながら荷物検査〜出国手続きを済ませます。
フライトは日本時間の午前11時出発。時間まで本を読んだりして待ちます。
羽田空港ーフランクフルト
さあいよいよ搭乗です。
今回僕が予約した席は非常口の横にあるシート。
手荷物は座席したに入れる事はできませんが、足元が広く目の前にトイレもある為、10時間以上のフライトで海外に行く際(エコノミー時)は可能であれば非常口付近のシートを予約するようにしています。
無事に離陸となり1時間もすれば機内食が運ばれてきました。
チキンカツにトマトソースがかかっていたのですが、これが美味しい!
やっぱりANAの機内食は美味しいですね。
さて実は僕が楽しみにしていたのは機内食ともう一つ。
それは航路です。
ヨーロッパ便は通常であればロシア上空を経由して西周りでヨーロッパに向かうのが通常の航路ですが、最近のロシア情勢もありロシア上空を飛行する事ができず、
・北極経由
・シルクロード(モンゴルーチベットーイラン)経由
のどちらかの飛行ルートとなっています。
北極経由の場合、アラスカ上空を飛行し北極からグリーンランドを飛行しヨーロッパに入る為、運が良ければオーロラが見えるんです。
ただ当日の天候や風向きによってルートは変わるらしく、どちらの飛行ルートなのか当日まで分からないようです。
機内のモニターに映されたフライトルートを見ると、なんとシルクロード経由となっています。
あ〜。残念。。
落胆した僕を機内食が癒してくれます笑
と何気なしに窓を見ると景色がシルクロードの物とは違います。
あれ?もしかして北極経由?
そう思い機内モニターを見てみると北極経由となってました!
ラッキー!これで後は運が良ければオーロラが見えます!
そして窓の下にはアラスカの大地。
僕の好きな写真家・小説家の星野道夫さんが愛したアラスカの大地が眼下に広がっていると思うと感慨深い気持ちが込み上げてきます。
ちなみに僕の人生最後の旅はアラスカと決めています。星野道夫さんの本にも書いていましたが、人生の早い段階でアラスカの大自然を見てしまうと他の自然がとても小さく見えてしまうので、アラスカは最後の最後に取っておいた方が良いという事でした。
オーロラ
アラスカを超える頃には空も暗くなってきて、辺り一面真っ暗です。
非常口前の僕のシートの窓は座席から少し前にある為、体を乗り出さなければ窓の外が見えず、なかなか大変な姿勢となります。
しかし他の乗客の方は睡眠&リラックスモードに入っており機内も真っ暗となってしまいました。
それでも僕はオーロラが見たいという一心で窓をずっと眺めていると、そらに縦に伸びる白い雲のような物が見えます。
ん?雲にしてはなんかオカシイな。
そう思いCAさんにオーロラかどうか尋ねてみると、CAさんがすぐに機長に確認してくれました。
どうやら僕の見えているまさにそれがオーロラだったんです。
航空会社によると機長がアナウンスしてくれたりするようですが、ANA便はアナウンスもなく素通りでした笑
ずっと窓を見てなければ見逃してしまいそう笑
たまたま見つけた光景にCAさんも大喜び!
一緒に機内後方に行ってオーロラ鑑賞会が始まりました。
他の乗客もほとんど気付いておらず数人だけが、その幻想的な景色に酔いしれました。
時間にして10分程度。
念願のオーロラを見る事ができて感無量です。
そして北極を抜ける頃には朝になっていて眼下にはグリーンランドの大地が広がっていました。
高度1万メートル以上でこの広大な山は圧巻ですね。
フランクフルトーケルン
そして飛行機はほぼ定刻の17時半に無事フランクフルト国際空港に到着しました。
そして今夜はケルンにいる叔父の知人宅に泊まらせてもらう事となっているので、DB(ドイツ鉄道)に乗ってケルンに向います。
とその前に肝心のSIMカードをゲットします。
フランクフルト空港で18GB(1ヶ月利用)で40ユーロ(6800円/1ユーロ170円換算)のSIMカードをゲットして駅に向かいます。
駅での待ち時間は約1時間ですが、遅延が当たり前のDB(ドイツ鉄道)なので気長に待ちます。
案の定、電車は1時間近く遅れ21時半にケルン駅に到着しました。
ちょうどケルン駅に到着したのが高松を出発して24時間と丸一日かかった計算になります。
ケルンでは叔父の知人が迎えに来てくれており車で自宅へと向かいます。
しかし久しぶりのケルンはびっくりするくらい寒かった。。
たぶん身体はまだ日本の暖冬モードなのでドイツの寒さにまだ身体が付いてこれてないようですね。。
叔父の知人宅に到着し奥様が温かいスープを作って出迎えてくれました。
そして一緒にケルッシュ(ケルンの地ビール)で乾杯しドイツの最初の夜を過ごします。
スペイン編へと続く。