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ヨーロッパ トリップ 2023【Vol.4〜テネリフェ島(スペイン)】

時差ボケもあり9時頃に起床しました。

クラブからトーマスと2人で帰ってきて宿に着いたのが朝の3時くらい。

ベランダに出てみると案の定、全員就寝中でした笑

2時間くらいベランダでボッーとしていると、続々とみんなが起きてきました。

話を聞くとみんな戻ってきたのが朝の7時くらいだったそうです笑

みんな集合して予定を立てようという事になったのですが、時計をみると既に12時前。

波や風の予報を見てみると今日もPlaya de las Américas(プラヤ・デ・アメリカス)がサーフィンには一番適してそうな感じですが、遠いという理由からみんなに反対されました笑

距離的には近いんですが、高速利用でかなりの遠回りになりますからね。

従兄弟のユキオとトーマスはサーフィンをしたいという事でしたが、もう1人の従兄弟のアキラとゲレット、ミヒャエルの3人は昨日のサーフィンで満足したようで、ビーチでノンビリ過ごしたいということでした。

昨日、合流したトーマスがレンタカーを1台借りてくれたので2台に分かれ、僕は従兄弟とトーマスの3人でボードをレンタルしに行く事にしました。1日だけのレンタルではなく1週間とかある程度の日数で借りて車に積んでおけば自由に行動できるとあって先に借りておこうとなりました。

向かう先は宿から一番近い町プエルト・デ・ラ・クルス。

ここにはサーフショップがありボードをレンタルできるという事です。

3人で車に乗り込みボードをゲットしに向かいます。

とその前に昨日ポイントチェックに行ったPlaya del Socorro(プラヤ・デ・ソコロ)に立ち寄って波チェックです。

昨日よりは風は収まりましたが、なかなかのハードコンディション。

かなりワイドな波となっていてカレントも強く出ています。

名前通りちょっと危険な感じですね。

波チェックを終え、車を東に走らせ約30分。

プエルト・デ・ラ・クルスに到着しました。

プエルト・デ・ラ・クルス

ここはメインストリートの終点にビーチがあり、なんとも言えない独特の雰囲気のある素晴らしい場所です。どことなくハワイっぽい雰囲気もあります。

今回ボードを借りる為に尋ねたのがメインストリート沿いにあるQuivers Surf Companyさん。

ロングからソフトボード、ショートボードまで様々なボードを揃えてくれています。

残念ながら写真撮影を忘れてしまいましたので文章だけで。

とりあえず僕はサイズの大きい波にも対応できるように5’11のフィッシュをレンタル。

4日間借りて80ユーロ(13,600円)でデポジットとして100ユーロ(17,000円)となりました。

トーマスは少し長めのミッドレングスをレンタル。

ソフトボードを借りた方が良いんじゃない?という僕の意見を無視してミッドレングスでチャレンジするとの事でした。

従兄弟のユキオはというと、エポキシのロングボードをレンタルしたいと申し出。

しかし、オーナーさんが難色を示し、「このスケボーに乗ってみろ」とスケボーを手渡してきたのです。

上手く乗れなければソフトボードしか貸せないとの事。

幸いにもスケボーテストもクリアして3人とも無事にボードをレンタルできたのでした。

ボードをGETできたので、ひとまずショップの目の前にあるPlaya de Martiánez(プラヤ・デ・マルティアネス)というポイントをチェックしてみます。

車を路駐させてビーチの目の前にあるスーパーで飲み物を買おうと入ったところ、昨日のレストランで飲んだハチミツのラムがありました♪

お土産に買って帰ろう♪

Playa de Martiánez(プラヤ・デ・マルティアネス)

肝心の波はというと、少し力のない波ですが、ボトムは玉石となっていてなんとか遊べそうな波。

2人の事を考えるとここでサーフィンするのが良さそうですが、トーマス は不満そうな顔。

とりあえず作戦会議として朝食を調達しにいく事になりました。

ちょうどその頃、宿に残った3人からSocoroに向かうという連絡が入ったので、ボカディージョを買って一旦、先程のビーチ Socorro(ソコロ)に戻る事にしました。

グーグルで調べると近くにテイクアウトできるお店がありました。トーマスは車に残ってもらいユキオと2人でボカディージョを買いに店内に入ります。

イベリコ豚のハムサンドが美味しそうだったのでそれを注文しました。

Cortado(コルタド)を飲みながらボカディージョができるのを待ちます。

日曜日の午後という事もあり隣の席ではビール飲みながら楽しそうに時間を過ごしていました。

商品を受けとりお会計。6人分の朝食の合計で60ユーロ(約10,000円)。。

円安恐るべしですね。。

商品を手に取りトーマスが待つ車に戻ります。

車に戻るとなんだかトーマスの様子が少し変です。

なんだかボーッとしています。いつもボーッとしているのですが、更にボーッとしていて話し方も超スロー。

これから朝食なので気分もリラックス朝食ムードなのかもしれませんね。

これからサーフィンするのに大丈夫かな笑

Playa del Socorro(プラヤ・デ・ソコロ)

という事で僕たち3人はPlaya del Socorro(プラヤ・デ・ソコロ)へ到着。

ビーチでリラックスしている従兄弟のアキラとゲレットを発見。

合流して遅めの朝食。

イベリコ豚のボカディージョ美味しい♪

トーマスがおもむろに海を眺めています。

波は相変わらずワイドでジャンクな波。流れも強そうな感じです。

さすがにトーマスも間近でここの波を見ると危険だと思ってるはず。

しかし振り向きざまに

「やっぱり俺はここでサーフィンするのが良いと思う」

と、スローテンポなトーマスが自信満々に言います。

昨日のトーマスのサーフィンを見るかぎり初心者っぽいんですが、、。

その自信はどこから来るんだろう笑

ユキオも不安そうな感じでしたが、トーマスがどうしてもここでサーフィンしたいと熱望するので、

水着に着替え僕が先陣を切って海に入ります。

しかし思った以上に流れが強くそして波のサイズもありました。

後ろを振り返るとユキオとトーマスも海に入ってきました。

僕はなんとかピーク(波待ちするポイント)までたどり着いたものの、2人は大きくサイドに流されています。

2人の様子を見ながら1本目の波に乗りますが、やはり予想通りの波。

なかなかハードは波。多分この波だと2人は楽しめそうにない感じです。

1本目の波を乗り終え2人を探してみるとカレントに乗って大きな岩の方へと流されています。

大きな声で一旦ビーチに上がるように叫びます!

僕も一旦ビーチに戻り助けに向かえるよう、次の波に乗って戻ります。

ビーチではライフセーバーが常時監視していますが、あくまで海水浴客メインの監視。

ここに入るサーファーはある程度の力量があると思っているのでこちらの方に気づいてくれません。

従兄弟のユキオはなんとかカレントから出る事ができました。

残るはトーマス。

疲れ切ってるのか潮の流れに身を任せた状態でボードの上でじっとしてます。

と、その時大きな波が入ってきてなんとかそれに押し流されてくれたようでトーマスもビーチまで戻ってくる事が出来ました。

「なかなかハードだったね」

そう言いながら苦しそうな顔をしたトーマスが帰ってきました。

「おいおい笑。でも無事に帰って来れてよかったよ。」

サーフィンを終え2台に分かれ車で宿に戻ります。

宿に戻りシャワーを浴びて夕食を食べに街へ向かいます。

夕飯は初日の散歩中に見つけたパエリアのお店に行く事にしました。

Rincón Del Mar

やってきたのはこちらのお店。Googleでの評価も良さそうだったので、

事前にパエリア食べれるのか?と聞いたものの今日はできないという回答でした。

残念に思いながらお店に着いて聞いてみると少し間を置いて「パエリア出来るよ」という回答が笑

まあまあ適当な感じなんですね笑

まずはビールで乾杯して、

パドロンペッパーの素揚げ♪

やっぱり料理が運ばれてきた瞬間に手が伸びてきます笑

しかし、これがビールに合って本当に美味しいんだよねー♪

昨日に続きジャガイモを海水で茹でた papas arrugadas。

定番のmojoソースに付けて♪

最高!!

そしてそして念願のパエリア♪

店内内装も海をイメージしてるだけあってシーフードたっぷりのパエリアです。

みんな取り合い笑

デザートには揚げバナナのキャラメルソース掛け(生クリームを付けていただきます)

今日もサーフィンに美味しいご飯にテネリフェを満喫できた1日でした♪

続く