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【DIY】#6-② 床の制作(根太の取付け)

前回は床の高さを揃えて基準を決め、下地(根太)を取り付ける為に、掛けという木を土台(梁)に取り付ける作業をしました。

前回のブログはこちら

【DIY】床の制作①(根太掛けの取付け) #6

下地を取り付ける掛けが取り付けられたところで、これから根太(下地)を取り付けていく訳なのですが、土台の高さがご覧の通り土台(梁)の高さが均一ではありません。


根太掛けは高さは均一なので、それを基準に土台(梁)を削っていく作業になります。

根太と根太の間隔(ピッチ)は30.3cm。
これは1尺の長さで、下地の上に取り付けるボードの大きさも910mm×1820mmになるので、30.3cmの間隔で下地を作っていくのがベスト。
ちなみに大工さんは30.3cmというcmの単位ではなくミリ単位で呼ぶので、慣れるまでは少し戸惑います(笑)


根太掛けに303mmのピッチで根太を取り付ける位置を確認したら、墨つぼを使って真っ直ぐな線を引いていきます。
ちなみに根太の真ん中でピッチをとってやり、左右に225mmの線を引いてやります(根太の太さが450mmのため)。


このように針の先端に糸を絡ませて、根太の真ん中を確認して、墨を出しながら糸を引っ張っていきます。


するとこの様に綺麗に線が引けます(根太の両端の線は後から差し金で引きました)。


次は色つけしている様に根太掛けより高い土台(梁)の部分をノコギリとノミを使って削っていきます。


もうここからはひたすら根気がいる作業。
根太だけに根気がいりますね(笑)


ノコギリで両サイドに切り目をいれてはひたすらノミで削っていく作業を繰り返し、なんとかできました。


後はこのラインに沿って根太を取り付けていきます。

と、ここでハプニング発生!

押入れ部分に根太を取り付けている際に、どうも途中からピッチがおかしい事に気づきました。

303、606、909とピッチは間違っていませんが、次の1212mmのピッチに問題を発見!
スケールを使って印をつけていたのですが、1212mmから頭の中でcm表記へと切り替わってしまい、
120.12cmに印をつけていました。それで段々と根太の印がずれてしまっていました。


本来なら右側の2121mmが正解ですが、2210mmに印をつけてしまってました。
大工さん曰く初心者にはよくある間違いみたいですが、気を取り直して寸法を取り直し(笑)


押入れの根太の取り付け完了し、


なんとか無事に根太の取り付け完了しました。

次は断熱材を入れていきます。

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Traditional Apartmentのブログをご覧いただき誠にありがとうございました。
これまでのDIYの工程も過去ブログにして記録しておりますので、よろしければご覧ください。
【前回までのブログ】
【DIY】床の制作①(根太掛けの取付け) #6
【DIY】一度手を止めて外壁部分のトタン補修をします #5
【DIY】再利用できる床材は残して床の解体していきます #4
【DIY】土壁の解体していきます #3
【DIY】押入れを解体していきます #2
【DIY】まずは天井の解体から #1
【DIY】プロローグ #0
【DIY】で客室を改装していきます!!