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2020 / 06 / 08

【徳島県】うだつの町並み

徳島県の美馬市脇町は香川県や徳島市へ続く街道の中心となっていて、江戸時代より阿波藍の集散地として栄えた商家町で昭和初期の建物はじめ江戸時代中期の歴史的建造物が建ち並んでいます。香川県から車で約1時間半くらいの場所にあります。

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うだつの町並みの由来

藍で栄えた商家では本瓦葺きに大壁づくりの重厚な佇まいで隣家と接する2階の壁に「うだつ(卯建)」を設けています。この建物の1階〜2階にホコラの様な物です。江戸時代に火事が起これば現在の様な消防車はなく、建物を壊して火がまわらないようにしていました。この「うだつ」は隣家からの火の粉を防ぐ防火の意味とともに、富の象徴として競い合ったという歴史があります。この「うだつ」を作る費用が相当かかった事から店が繁盛していない事をことわざで「うだつが上がらない」と言いいます。

町全体では昭和63年に全国で28箇所目の重要伝統的建造物群保存地区となりこの青く塗られた所が歴史的建物となります。

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オデオン座

うだつの町並みの東側に南北に流れる大谷川に沿って建っているこの建物は「オデオン座」といって昭和9年に建築されました。




中は見学できるとともに、改修工事を経ていまも現役の劇場として町民に親しまれているようです。
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吉田邸

吉田直兵衛が寛政4年(1792年)に創業した藍商で、屋号を「佐直」としました。藍商は藍染の原料を販売する商人で、幕末から明治にかけて大いに繁盛しました。吉野川流域は藍草の一大産地として発展しましたが、中流域以西ではその集散地として脇町が中心となりました。佐直は脇町で1位2位を争う豪商だったようです。入場料を支払えばその屋敷を見学する事ができます。