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2016年 国別宿泊者割合 by Traditional Apartment

みなさんこんにちは。
管理人のDaisukeです。
2016年1月〜12月における、国別、地域別の宿泊者割合の統計データが出ましたので開示させていただきます。
こちらのデータに関してはTraditional Apartmentのデータとなりますので、参考になればと思います。
一応データに関してはオープン開示しておりますが、こちらのデータを使用される場合はご一報ただけますと嬉しいです。
まず、こちらの資料をご覧いただいてもわかるとおり、アジア圏からの観光客が増加いたしました。
理由としては
①2016年瀬戸内国際芸術祭の開催
②香港ー高松線の就航(2016年7月)
③東京や大阪といった大都市への訪問済

3点が大きな要因ではないかと思われます。
1点目の瀬戸内国際芸術祭においては、私自身も開催まえにアジア圏、ヨーロッパ圏を訪問しましたが、
アジア圏内においてのPR活動が活発に行われたことによる認知度の向上が大きく作用したように感じます。
実際にヨーロッパ圏においては特段大きなPRもしていなかったように感じました。
ヨーロッパ圏内の方については「直島」という世界的に認知されたブランドが存在しておりますので、
日本へ旅行→東京や大阪の主要都市の観光→地方都市を周遊→香川の「直島」→瀬戸内国際芸術祭
といった流れで、国内で芸術祭の存在を知った方が多かったようです(自社アンケート結果による)。
2点目につきましては2016年7月に高松ー香港を結ぶ直行便が就航されました。
この時は全室が香港からの旅行客といっても過言ではないくらいに、香港の方ばっかりでした。
やはり人の動きを考える上で、交通インフラというのは非常に大きな役割を担っているのだと実感いたしました。
3点目ですが、これも実際に来たゲストさんにヒアリングを実施したところ、
「東京や大阪といった大都市はどこも景色が同じ。」
「一度行けばもう十分。」
「本当の日本を知りたい。」
そのような声が非常に多く挙げられておりました。
実際に国別で割合を見ると、約30%が日本国内で約70%が海外のお客様となっております。
70%のうち約40%がアジア圏のお客様と考えると、今後の観光業においては引き続き
アジア圏内への(特にマレーシアやインドネシアといった新興国)PRが大切になってくるのではないかと思いました。
また今後も同様に自社データを開示してまいりますので、観光業の皆様、また卒業論文で観光業に関して研究されている方のお役に立てればと思います。