03 01 2021
【DIY】プロローグ #0
2021年2月26日
本日から客室の改装工事がスタートです!
今回は客室の改装なので限られた工期の中での作業となりますし、また自分の部屋だと仕方ないと割り切れる部分でもここは客室。
お客様に良いお部屋を提供したいので、プロの大工さんにアドバイスをもらいながら進めていきたいと思っています。
お手伝いしてくださるのは、大工の川東さん。
僕が高校生の時だから20年以上の付き合いです。
川東さんは現役バリバリのロッカーで昔はよくLIVEに行っていたものです。
いまは仕事が忙しくて音楽活動は休止している様ですが、復活の際には是非LIVEを見に行きたいものです。
動画はこちらから
さて話を本題に戻すと、
以前のブログでも書いている様に、当時、アパートがある瓦町駅東口は職人さんの町として栄えていました。
Traditional Apartment(以下TA)はもともとペンキ屋さんを経営していた祖母と祖父が約70年前に建てましたが、
祖父は若い時に交通事故で亡くなりペンキ屋を祖母が一人で受け継いで経営してきました。
若い時の祖父。ペンキを塗っている姿がいかにも職人さんらしい。
TAは当初ペンキ屋さんの下宿としていました。
ペンキ屋時代の写真。僕が生まれるずっと前。
それからアパートには職人さんだけでなく一般の住居人の方も入居される様になりました。
先日もお婆さまがアパートに住んでいたというお孫さんからメッセージをいただきました。
小さい頃、祖母を訪ねてアパートに来た記憶があり、たまたまインスタでアパートの存在を知ったという事でご連絡をいただきました。
時代を超えてそのような人の繋がりを感じられるのは、祖母が大切にアパートを守ってきたからですね。
みんなの想いが詰まったこのアパートを残して行きたい。
そんな想いを受け継ぎ2015年にTraditional ApartmentとしてOPENさせたのでした。
OPEN当初は本当に多くの外国人旅行者の方に来ていただきました。
今回改装する2階の客室は和室。当初は物珍しさもあり外国人旅行者にも人気でしたが、他にも同じような和室のお部屋が増えるにつれ和室よりも洋室が好まれるようになってきました。
観光業は正直まだ先行きが見えませんが、コロナで沈んでしまった宿泊業で再スタートさせる為には、原点に帰って
一人一人のお客さんと向き合い部屋を提供し、宿として最初にスタートさせたこの部屋を新たに出発したいと思い改装計画をたてました。
いろんな人がお布団を収納していた押入れも、
寝る時に見上げたこの天井も、
みんなで楽しく調理したこの台所も、
みんなの思い出が詰まったこのお部屋も解体し、新しいお部屋として皆様にご提供していきたいと思います!
スタッフ総出で荷物を全て部屋から出し、部屋は空っぽの状態になったところで、これから解体していきます!
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【DIY】まずは天井の解体から #1