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先日、沼尻高原ロッジの渡邉社長よりご案内をいただき福島県の岳温泉・沼尻温泉エリア周遊モニターツアーに参加させていただきました。
渡邉社長は私とそれほど年は離れていないのですが、旅館の再生を手掛けられてる凄腕の尊敬する社長でもあります。
このツアーは香川県のこれからの観光についても学ぶ事も多いと考えて何か吸収しようと考えています。
結論から言うと、今回のモニターツアーは自分達の身体を通して安達太良山を中心とした歴史や文化を学べる大変貴重なものでした。
私が体験した「岳温泉・沼尻温泉エリア周遊モニターツアー」について皆さんに知ってもらいたいと思いブログに綴ります。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、簡単に今回私が行った岳温泉・沼尻温泉エリアの説明をします。


福島県は大きく３つのエリア（浜通り、中通り、会津地方）に分かれており、岳温泉・沼尻温泉エリアは中通りと会津地方の境目にあたる場所で、活火山である安達太良山（あだたらやま）から湧き出る豊富な源泉があり、周辺に数多くの温泉街がある場所でもあります。
ピンを立ててる辺りが今回訪れたツアーの場所になります。

私は香川県からの参加という事もあり、前泊で会津入りしました。
前日では渡邉さんの計らいで会津の面白い人に会いに行くというツアーを敢行いただきました。

最初に訪れたのは関美工房さんのお店。とにかくアイデアが凄い！

もはや説明不要のノダテマグ




社長の関さんはKADSミイダさんと仲良しなんだとか。


次は会津の老舗酒屋 植木屋さんへ
社長の白井さんは東京で音楽関係のお仕事をされていたそう。
店舗内装にもセンスが感じられます！


会津はラストサムライの地でもあり、サムライ魂を敬愛する者からすると、会津は憧れの地でもあります。そんな会津でツアー前日にラストサムライの方々と一緒にお話ができた事で私のボルテージは一気に上がりました。

さて、話を戻すとツアー全行程は3日間。初日は安達太良山の東側に位置する岳温泉からスタートしました。


初日は残念ながら天候に恵まれず当初予定していたアクティビティーを急遽変更して、土湯温泉観光交流センターでこけしの絵付けを体験しに。





自由にこけしの絵付けをしても良いという事で、最近自分の中でハマっている縄文こけしを作ってみました。ただみんなに見せた所、「似顔絵？？」という質問が笑
そんなに似てるかな？

元々この辺りの温泉は湯治場として栄えていて、その湯治場で利用する漆器を作る職人さんがお土産にこけしを作ったのがこけし作りの始まりという事でした。
アクティビティーは楽しみにしていましたが、悪天候のおかげで文化的な面からツアーに入れて逆に良かったです。





さて午後からは、天気も少し回復して（といっても小雨）一瀬さんにアテンドしていただき、ブナ林やナラの樹木地帯となっている岳温泉エリア内「岳の森トレイル」でリバートレッキングへ！


ウェットスーツとフェルトシューズに着替えます。


安達太良山から流れている川は透明度が高く天然の岩魚も棲息しています。
約1時間かけて探索します。


プロの山岳カメラマンでもありアスリートでもある一瀬さんは山岳の知識がとっても豊富で、リバートレッキングをしながら動植物や山の事についても親切に教えてくれます。またリバートレッキングを通じて、活火山である安達太良山の歴史や地形、風土といった面からもお話が聞け、「渓谷綺麗だなあ」というだけではなく、学びの多いリバートレッキングになりました。


欲を言えば、リバートレッキング中に山菜や、湧水を飲んだりして、食の面からも体感できれば尚良しでしたが、天候もよくなかったので仕方ないですね。

リバートレッキング終了後は光雲閣で温泉入浴。
岳温泉の特徴であるPH2.48の酸性泉の源泉掛け流し湯が冷えた身体に浸みました。


そして本日のお宿「お宿 花かんざし」さんへ。


お部屋もとっても綺麗で、お食事も美味しくいただき疲れた身体をしっかり癒してくれるお宿さんでした。









という事で岳温泉・沼尻温泉エリア周遊モニターツアー初日は無事終了。

あいにくの天候でしたが当日の予定を変更しながらも、主催者の一瀬さんの機転で、岳温泉を頭で考え身体を以って体感できた素晴らしい１日となりました。

２日目に続く

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【本日の宿】
お宿 花かんざし
福島県二本松市岳温泉1丁目104
0243-24-2110

【リバートレッキング】
丘の暮らしと山の旅
福島県二本松市岳温泉1丁目104 内