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NEW プロジェクト③〜香川版アルベルゴ ディフーゾ〜

僕はゲストさんからその事を聞いて早速アルベルゴ ディフーゾについて調べてみた。
前回のブログにも書いたが、イタリアで空き家、過疎化が進む町の復興策として、それは考えられた。
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「前回のブログはこちらから」
↓↓↓
http://develop.traditional-apt.com/2017/01/22/new-プロジェクト②/
その町に空き家が増え、過疎化が進む町を救う手段として考案された。町の中に複数ある宿の受付は1箇所で、旅行者が受付で鍵を受け取り、自分で宿へ行くというもの。宿といっても整備されたホテルではなく、空き家をリフォームして改装したもの。現在の民泊の形とも似ている。
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ダッラーラはこの手法であれば従来の垂直型ホテルに比べて、人件費及び運営コストも大幅にカットする事が可能となると考えた。
また垂直型のホテルや、1社で大型宿泊施設を建設してしまえば、施設内でレストランがありBARがあったりと、収益は全て建物のオーナーの物となってしまう。アルベルゴ ディフーゾであれば受付は1箇所に対して、町中すべてが宿となり、食事をするのは町のレストランこうする事で地域経済が循環し、雇用も生まれると考えた。イタリアのその町は有名な観光地は無かったものの、雄大な自然や、昔ながらの建物があった。忙しく観光地を回る旅ではく、スローな旅を提案しアルベルゴ ディフーゾを立ち上げた。
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確かに僕が考えている仕組みと同じだった。
僕は仕事をするにあたり3点の事を重点的に考えている。
1、かっこよい事か?
2、収益性はあるか?
3、人の役にたつ事か?
まず1点目はそれがかっこよい事かどうか?
これは抽象的な表現ではなく、デザイン性やファッション性を兼ね備えているかどうかを考えている。
誰だってダサい場所で過ごしたくないし、オシャレな場所を選びたい。
どうせやるならデザイン性があってファッション性に長けており、かっこいい事をしたい。
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そして2点目。
いくらデザイン性がありかっこよい事でも、そこに適正な利益が発生しなければ事業は継続していかないし、上質な物を提供してく事は不可能である。まして収益がなければ生活もできない。。
デザイン性がある物を考え、そこに収益が生まれる事を考えなければならないと考えている。
最後に3点目。
それは人の役にたつかどうか?
地域全体をみたときに、全体が潤う様になるのか?
人の流れ、お金の流れはどうなるのかを考えたい。
雇用が生まれ、そして仕事に関わる事で楽しんでくれるか。
人生一度きりである。せっかく仕事をするなら楽しみながら仕事をする方がいい。
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この3点の考えが僕が主軸になっている。
香川版アルベルゴ ディフーゾはまさにその3点を兼ね備えている。
そして僕は高松市の地図を広げた。。。
〜続く〜