ヒーロー

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Goodbye and thanks for everything

I have now reached the end of my stay here in Takamatsu and I am leaving tomorrow at 5am for Hokkaido, where I am going to travel around for a bit, before I leave for my next work.

 

I have enjoyed my time here in Takamatsu so much, and it has been wonderful exploring all the things the this lovely city as to offer.

I have stayed here for a little over a month, and I will miss it so much. The people here are so kind and I have had so many awesome experiences here. Even though I stayed for as long as I did, and explored every day, I still feel like there are so many things I have yet to explore. I never got a change to explore the Islands surrounding Takamatsu, but that just means I will have to come back to experience those.

If you are thinking about working here or just visiting, I can only recommend it either way. 

 

What first drew me to the city was the book “Kafka on the Shore” by Haruki Murakami, but I found that this city was so much more than just a place, where the book took place. It has its own unique atmosphere, and I hope everybody that comes to visit, will get that same feeling I did. 

 

I hope to one day come back to this city and continue exploring and of course eating more delicious udon.

 

Thank you for reading!

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2019年6月 スタッフ募集フォームから1通のメールが届いた。
ワーキングビザで来日し新潟の佐渡島で働いていおり、四国で生活をしてみたいという事だった。
正直、コロナの影響でお客様は少なく、仕事という仕事もなかったのだが、彼女のメッセージから伝わってくる人間性に惹かれ、受け入れる事にした。

最初のメールのやりとりから数日後、キャサリンはやってきた。
21歳とは思えぬ落ち着きと純粋な瞳が印象的だった。

彼女には主に清掃業務と、ブログを書くお仕事をお願いした。
実際に僕もそうなのだが、仕事やなにか意味がないと文章というのは書けないものである。キャサリンには半ば強制的にブログを書かす事で、彼女の高松での経験を記録する媒体となると同時に、デンマークの家族や友人に元気で生活している様子を伝えてあげて欲しい気持ちを込めてブログを依頼した。

特に海外のワーキングホリデービザを保有している人達を受け入れて思う事は、時間にルーズな子が多いというイメージと、何かを学ぼうとする意欲よりも日本に来て遊ぼうという意欲が強い子が多いイメージが強い。
もちろん日本で1年間生活しながら働く権利をもらえるので、遊びたいという気持ちは十分に分かるのだが、その気持ちが全面的に出ている子が多く、直島のアートには触れるが、日本の文化や歴史も含めて学びたいというのは非常に少ない感じを受ける。

失礼な話だが正直、最初キャサリンに対してそんな目で見ていたところもあったが、実際には9時始業となれば必ず10分前には到着し、何も言わず事務所の清掃をしている。そしてブログもコツコツと書き続けた。
特にどんな仕事をお願いしても自分で考えて対応する能力には正直驚いた。

吸収が早いというか、飲み込みが早いというか、恐らく情報から得るキーワードを上手に整理する能力が備わっているのだろう。
なかなか日本人でもすぐ覚えられない様な事を普通にしてくれた。
そして一度の遅刻もなくお願いした仕事を忘れる事なく、ヘルパー期間を勤め上げ本日卒業していった。
本当はもう少し一緒に仕事をしてもらいたかったのだが、貪欲に学ぼうとする彼女の姿勢は見習う物が多く、こっちが彼女から学ばせてもらった。

最後の夜は彼女の大好物だという寿司を注文して彼女の卒業を祝った。



ちなみにこちらのお寿司4人前(48貫)はデンマークだと最低24000円なんだとか。
デンマークはお寿司1貫500円〜1000円だそうです。

キャサリン色々とありがとう!
元気でね。また会える日を楽しみにしています。