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ドイツ出張日記4日目〜10日目③(from Germany)

みなさんこんにちは。
Traditional Apartmentの管理人のDaisukeです。

前回の続きです。

翌日、僕達はデユッセルドルフのアルトビールを勉強するべく市内に行くことにしました。
昨日のKillepitschが効いたのか胃もたれすることなくスッキリです。

まずは朝食から。

ドイツの定番朝食、ミズリー。
好みでフルーツとヨーグルトをいれます。
ヨーグルトも日本のようなヨーグルトではなく、
quarkという名前で、チーズのような固形に近い感じのヨーグルトです。
街へは電車でいきます。
 ドイツの鉄道、地下鉄は基本的に改札口に駅員はいません。
券売機でチケットを購入します。
チケットは1日券や2時間券といった様々なチケットがあります。

切符購入し機械に通すと乗車時間が記録されます。
ちなみに時折、車内に検査が入り
無賃乗車に対しては罰金が課せられます。
実はこの切符の有効期限も微妙に種類があるようで、
それを知らず後日、ベルリンで大変な目にあいました。
デユッセルドルフは日本企業が多く、このように日本人街があります。

日本料理も食べることができます。
デユッセルドルフのビールはアルトビールといわれる伝統的なビールになります。
アルトとはドイツ語で「古い」という意味ですが、ビールそのものが古いというわけではありません。冷却技術が無い時代から作られていたアルトビアの醸造方法は、高温で発酵させる上面発酵で、冷却機が普及してから作られるようになったラガーやピルスなどは下面発酵のビール。醸造方法が古い(アルト)ことから、アルトビアというわけです。

アルトビアのアルコール度数は約4.8%と日本の一般のビールとあまり変わりませんが、色も味もかなり個性的です。色は琥珀色で、ホップの苦みの効いたまろやかな味。深いコクがありつつも後味はすっきりしていて、ドイツの肉料理によく合います。

お昼はドイツの伝統料理、レンズ豆のスープERBSEN-EINTOPF。
なんとなく豚骨ラーメンの匂いがします。
聞くと豚でスープを取っているようでした。
味も豚骨でとったスープのためか、若干臭みがあり油っこいですが、
豚骨ラーメンは個人的に好きなので結構いけちゃいます。
ビールはSchumacher alt
昨日のケルッシュと比べると苦味がしっかりあります。
街にはKillepitsch専門店があります。
隣にはBARが併設されており、この窓をノックするとショットグラスが出てきます。
店内に入らなくても、気軽に1杯飲むことができる何とも効率的なシステムです。
鍵のマークがトレードマークのZum Schlüssel
店内の様子。
アルトビール。
つづいて若者が最近立ち上げたブランド、Brauerei Kürzerへ。

店の奥で作られたビールを床下の管を通ってカウンターへとビールを運びます。

店内はカフェのような雰囲気。
美味い!!
        
 ライン川を横に歩きます。旧市街の中にFüchschen Altがあります。
ちなみにFüchsはドイツ語でキツネを意味します。
chenはそのままチャン。
つまりキツネちゃんビールです。
ところがお隣のご年配が住むエリアに行くと、Füchsとして売られています。
ターゲット層に対してネーミングを変えるとは、しっかりマーケティングされています。

そのすぐ近くに地元デュッセルドルファーに人気の有名ピザ屋のLUPOがあります。
ここのピザは本当に美味しいのでデユッセルドルフに来た際はぜひ食べてください。
 つづいてZUM UERIGE の醸造所へ。
 本日、飲んだアルトビールの中で一番苦味が強いです。
書き忘れてましたが、ケルンもデユッセルドルフも、ビールが空くとウエイターが自動的に、新しいビールが運んできます。いらない場合は写真のようにコースターを乗せます。
最初に紹介したビールより苦味が強い順番で紹介しているので、醸造所をめぐるならこの順番がオススメです。

すこしコーヒーが飲みたくなったので、デユッセルドルフの有名コーヒー店、WOYTONでコーヒーをテイクアウトします。
2日連続でかなりのビールを飲んだので少し汗を出したくて、デユッセルドルフ郊外にあるSUOMIサウナへ行くことにしました。

オスナブリュックに比べると施設は小さいですが、先週にリニューアルオープンしたとのことでシャンパンのサービスやタオルのプレゼント等、色々とサービスしてくれました。

ギンギンになるのは恥ずかしいけれど、
心の片隅で若い女性と一緒に入れるのを期待します。
スタッフは若いアジア系のオネーさんが1人で落ち着いた感じです。
しかもそのオネーさん普通に可愛いくて、全裸になるのも躊躇してしまいました。

さあいよいよサウナです!!
期待に胸を膨らませて入室します!!


はい。外れです。
この日は平日ということもあったのか、ほぼ男性でした。

サウナに入ると一人で来たらしい、少しロバートデニーロに似ているトルコ人のおじさんがやたらと私に話しかけてきます(基本的にサウナの中は私語は禁止で、あまり喋っている人はいません)。

いやいや何いってるか分かんねーし。

「ごめん。俺トルコ語分からないんだよ。」

トルコ人気質全開に周囲の目や、僕が言葉をわからないのもお構いなしに、サウナタイムのほとんどをおじさんの会話に付き合わされることに。
15分くらい会話に付き合ってましたが、しんどくなったので中庭で休憩します。


外の中庭でバスローブを着てくつろいでいると、
私の前でそのトルコ人のおじさんが氷を全身に塗りたくってます。
またまた僕に話しかけてきます。

おそらく

「氷気持ちいいぞ!!お前もどうだ?」
みたいな感じだと思います。

いやいや、おじさんさー。

俺、中庭の景色見ていい気分なんだからさー。
とりあえずそのブラブラしている物を隠そうよ。

そうこうしていると、スタッフのお姉さんがやって来ました。
本日はリニューアルオープンの記念日なので、特別なクリームをプレゼントしているとのこと。これを塗ってミストサウナに入ると美容に良いと言ってます。

説明を聞いていると、さっきのトルコ人のおじさんが全裸で満面の笑みを浮かべながら僕達の方に近寄ってきます。
スタッフの女の子も特に同様した様子はなく普通に対応していますが、服を着た若い女の子の前で、おじさんが満面の笑みで全裸でいる姿はとてもファンタスティックでした。

みなさんもビール飲みすぎたあとは是非サウナへ。

ケルンデユッセルドルフのビールは僕個人的にはデュッセルドルフのアルトビールの方が好みかな。

続きは次回に。

では皆様素敵な旅を。
Good Day go on a  Best Trip !!

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