12 15 2021
日本3名園の岡山後楽園に行ってきました!!
こんにちは。管理人のDaisukeです。
先日、栗林公園で成人式の前撮りのお手伝いをしてきました。
ちょうど紅葉が見頃で香川県が誇る栗林公園の美しさに圧倒されながらの撮影でした。
高松に住んでて良かったと思う事のひとつにこの栗林公園があると言っても過言じゃありません。高松はお城がないので(玉藻城は廃藩置県で解体)、市民のアイディンティーといえば栗林公園。それくらい高松市民に愛されている場所なんです。
いやー、しかし本当に素晴らしい公園!
さすが日本3名園だなと。
ん、、
日本3名園って勝手に思っていたけど、他はどこだろう。
そう思ってググってみると、
「日本三名園とは、優れた景勝を持つ三つの日本庭園、金沢市の兼六園、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園の総称」
あれ?
栗林公園って日本3名園じゃなかったんですね笑
どうもよく調べたら「国の特別名勝に指定されている文化財庭園」って書いてました笑
国の特別名勝というと、国に最高レベルの場所に違いはありませんので、日本3名園と呼ばれずとも栗林公園が素晴らしい公園なのには違いはありませんが、しかし改めて日本3名園と言われる場所を見てみると、一度も行った事がないところばかり。
という事で早速お隣の岡山県岡山市にある岡山後楽園に日帰り探索に行ってきました!
受付で入園料を払い、入り口の園内案内板を見ていると、無料ガイドのおじさんが声をかけてくれました。
「無料でガイドできるから案内しよか?」
これ海外なら確実にお金ぶんどられるパターンです笑
ここは日本なので、安心してガイドをお願いします。
園内を一周すると約1時間。
栗林公園とほぼ同じくらいの所用時間ですね。
失礼ながらガイドの方のお名前を忘れてしまったので、仮に前田さんとしときましょう。
前田さんに案内されて後楽園周遊スタートです。
後楽園の詳しい説明についてはHPに書いているのでここでは深く触れませんが、とにかく規模が大きい庭園です。
当初は1700坪の広大な田園が広がっている土地を、当時の岡山藩主である池田綱政が家臣の津田永忠に命じて、1687年に着工、1700年に完成しました。
まず園内に入ると広大な芝生が広がっています。
この芝生は天然の昔から続く芝で、とても大切に管理されているという事です。
そして地や池、築山、茶室は園路や水路で結ばれており、歩きながら景色変わっていきます。
そして池の横を通りながら進むと、
大立石と言われる巨石があります。
これは陰陽石と呼ばれるものです。
陰陽石とは男女の性器に似た形の石の事です。
男性器が陽石、女性器が陰石となる対の石を指しますが、中には一つで陰と陽を表現する石もあります。
陰陽石には子授けのご利益があると考えられています。
岡山後楽園に複数の陰陽石が置かれているのは、藩主に子供が授かり、家が永く続いていく事を願っての事です。
その代表的で一番大きいものがこの大立石で、
瀬戸内海で採れる1枚の花崗岩を90個に割り、それを運んで池に積み上げたもの。
当時の石工のレベルの高さにも驚愕しますね。
園内には所々、陰陽石があって全部で8〜10個あるんだとか。
しかも池の景色にマッチしていて綺麗なんですね。
別の陰陽石の話。
ガイドの前田さんから
「この陰陽石は通称オホホ石と言われているんです。」
と教えていただきました。
「なんでオホホ石なんですか?」
と尋ねると、
園にいらした女性皇族に陰陽石(男性器・女性器)の話をしたところ、
「オホホ」と笑われて、そのまま通称オホホ石になったという事です。
「もし女性皇族の方が「グヘヘ」と笑えば通称グヘヘ石になっていたかもですね?」
と前田さんに尋ねると、
「グヘヘ」と笑ってくれました笑
ちなみに数年前に安室奈美恵さんが来られた時も、その石の説明を受けて「グヘヘ」とは笑わなかったそうです笑
園内には茶室や、能舞台なんかもあり江戸時代の歴史を感じられる素敵な場所です。
奥に見えるのが茶畑で、古代種で代々続くお茶を栽培しているのだそう。
ガイドの前田さんのおかげで、色々と歴史を学ぶ事ができてとっても充実した1日でした。
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アクセス
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岡山後楽園
住所:〒703-8257 岡山県岡山市北区後楽園1−5
電話番号:+81862721148
営業時間:8時00分~17時00分
定休日:無
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