09 15 2021
最高の贅沢!海の上で食べるメジカの新子に舌鼓み!
こんにちは管理人のDaisukeです。
snsではちょくちょく投稿していますが、お部屋の改装の様子をご覧いただいた、高松市にある居酒屋「土佐のおきゃく」さんから店舗のリフォームのご依頼をいただき、8月から店舗リフォームをしております。
リフォームの様子はこちらから
そのリフォームの期間中にマスターがメジカの新子を釣りに行き、釣れた物を刺身として差し入れしてくれました。
メジカの新子はご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
メジカ=鰹節になる宗田鰹の子供
新子=生後一年未満の幼魚
8月〜9月の2ヶ月間でしか食べれる事ができず、また鮮度が落ちるのが非常に早いため、釣れてから12時間以内にしか食べる事ができないないとっても貴重なお魚なんです。そんなメジカの刺身を差し入れでいただいた時、あまりの美味しさに現場にいた全員が舌鼓み!!
モチモチとした食感で臭みは全くありません。
例えは悪いかもしれませんが、讃岐うどんのような弾力とモチモチ感。
今までに食べた事のないお魚という事は間違いありません!
こちらがそのメジカの新子の刺身
青のりの様な物は仏手柑と言われる柑橘系の果実で、その皮を削り、汁をかけて食べます。
仏手柑の香りはスダチとはまた違って独特の香りがあり、メジカの新子によく合います。
このお刺身を食べてからというもの、釣ったメジカをその場で刺身で食べてみたいという願望が僕の中で渦巻き、どんどん膨れあがっていきました。
店舗のリフォームも一旦落ち着いた頃、「土佐のおきゃく」のマスターがメジカの新子を再度釣りに行くという情報をゲット。
それなら僕も乗船させて欲しいとお願いし、9月某日。
メジカの新子を釣りに高知県は須崎市の野見港にやってきました。
早朝5時。辺りはまだ真っ暗です。
船長はマスターのおじさんでメジカ釣りのプロでもあります。
港を出港して約30分。
太陽が昇ってきました。
ポイントに向けて一気に船を加速させます。
ポイントに着いた時には太陽も昇って明るくなりました。
他にも多くの漁船が出ていました。
仕掛けはサビキ
サビキカゴに餌を入れて海に投入します!
2投目、3投目と針を落としますが、全く気配がありません。
最近、メジカの当たりが悪くなってるという話も聞いていたので、不安が胸をよぎります。
すると、船長さんの竿にあたりが!
開始15分くらいで早速釣り上げました。
さずがプロ!
聞くと水深約8mあたりで釣れたのだとか。
僕のリールはスピニングリールで糸がどれくらい出たのか計測する物は付いていないので、勘だけを頼りに針を海に落とします。
すると竿にあたりが!
目一杯リールを巻いていきます!
釣れました!
念願のメジカGETです!
恐らくメジカの群れが一気に押し寄せてきた様子。
水深8mを狙って再度、針を落とします。
するとここから入れ食い状態に!
どんどん釣れていきます!
釣りってこんなに楽しいんですね。
久しぶりの釣りの感覚に我を忘れて釣り上げていきます!
そうそう。忘れてはいけないのが血抜き。
メジカは血に食中毒となる成分がある為、鮮度を保つために釣ってすぐに血抜きをします。
群れも去った様子で落ち着いたところで念願のお刺身TIMEです!
調理はマスターがしてくれます。
手際良くメジカを3枚におろして、
仏手柑の皮を削り刺身にかけます
そして醤油は地元須崎のマルキョー醤油。
地元の食材には地元の調味料。これ鉄則ですね。
海の上で釣った魚をいただける。
こんな贅沢ってあります??
ロケーションも最高です!
早速いただきます!
うわー!!!マジか?!
と、思わず独り言笑
人間で想像を絶する美味しさを体感するとこんな言葉が出てくるんですね笑
そのお味はというと想像を絶する美味しさ!
釣ったばかりのメジカは時間が経った物にくらべてさらに弾力性があります。
釣ったメジカを海の上で食べる。
これ以上の贅沢はありません。
そういえば須崎港に行く前に「たけざき」で買ったオニギリがあったのを忘れていました。
オニギリと一緒にいただきます!
食べかけの写真で申し訳ないです笑
お腹もいっぱいになったし、メジカも大量に釣れたのでそろそろ船は引き上げます。
気づけばたくさんの船が出てました。
須崎の野見港に帰ってきました。
無事に下船しました。
船長さん、マスター貴重な経験をありがとうございました!
また来年も釣りに行けたら最高ですね!
釣れたメジカは宿泊のお客様やスタッフ、ご近所様にお配りしてみんなで美味しくいただきました!
こちらのメジカの新子は中土佐町久礼の大正市場で食べる事ができるみたいなので、気になる方はチェックしてみてくださいね!