ヒーロー

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自主制作映画までの道程②

 

生まれて初めて見た映画が「漂流教室」という、いまでこそR15指定に認定される映画を小学1年生の時に、見てしまった僕は、
そのトラウマのせいか、学校に行くと突然光に包まれて学校が異次元空間に行ってしまうのではないかと、ビクビクしながら小学校生活を送る事になった。

 

よくも悪くも、映画の影響力の大きさに子供ながら驚いたのを覚えている。

 

それから僕は中学生になり、友人や先輩からいろいろな事を教えてもらった。
当時の僕を映画の世界に引き寄せたのが、

 

「時計じかけのオレンジ」だった。

※写真はネットより借用
バイオレンスやセックスといった欲望を全面的に押し出した近未来を舞台設定とした作品で、管理された全体主義社会との葛藤を描いており、学校社会という管理されて教育を受ける自分自信と描写させて見ることで、キューブリックの世界観にのめり込んでしまった。
そして映画の影響をもろに受ける様になったのは、高校生の時に見た

「ドラックストアカウボーイ」だった。

 

※写真はネットより借用

 

僕はマッドディロン演じる主人公ボブの真似をして革のコートを着たり、モヘアセーターを着たりしていた。

 

他にも作品としては、

 

「ゴッドファーザー」

「アンタッチャブル」

「アメリカンヒストリーX」

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」

 

といった当時の歴史や、世界情勢がわかるギャング映画やマフィア映画が特に好きだった。

 

これは当時好きだったBLANKEY JET CITYの影響が大きかったと思う。
彼らも映画が大好きで、よく雑誌なんかで面白い映画の紹介をしてくれていたし、それを見つけては
すぐにレンタルビデオ屋に行って借りて見ていた。

 

この頃の僕は大学生になってて、アメリカで流行した「ジャッカス」という映画に影響されて、

友人のK君とふざけたビデオを撮影したりして遊んでいた。

「全裸で自動販売機と相撲をするからどっちが勝つかを撮影してくれないか?」

というK君の勢いに押されて、僕は自動販売機と相撲を取る全裸のK君を撮影した。
 

K君は頭がオカシイのではと思いながらも、

真剣に相撲を取るK君の姿をしっかりとカメラに記録しようと必死で撮影したのを覚えている。

 

そんな僕も気づくと僕は社会人になっていた。。

つづく