06 16 2020
経営革新計画を作成しています
みなさんこんにちは管理人のDaisukeです。
アフターコロナの新しい社会に向けてビジネスモデルを新しくしようと考え、指針となる計画書を策定しようと考えております。
中小企業庁は中小企業への支援として補助金、ビジネスコンペ等様々な内容があり、今回僕が作成しようとしている経営計画書もその一つです。
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経営革新計画書とは(以下、一部中小企業庁策定の「経営革新計画」進め方ガイドブック」より引用)
簡単に言うと、現状から将来のあるべき姿に到達する為の、「道しるべ」のようなもの。
経営計画は、絶えず変化する環境の中で会社が現在よりも高い水準の目標を設定し、その目標を実現するために、何をするべきかが明確になってきます。それによって自社のあるべき姿を具体的に示し、着実にその姿に到達するために「経営計画」を作成する必要があります。
計画書がなければ「いつ何をすればよいか分からない」、「どんな分野にどう売り込めばよいか分からない」、「誰がどんな役割を担当するのか決まらない」という悩みが出てきて、結局何もできず、結果机上の空論という事になり、社会全体の生産力も上がらずという事になります。
明確な計画書があれば「いつまでに何をやるべきかの指針になる」、「中長期的な視点で課題に対して取り組める」、「スタッフの役割分担や目標が立てやすい」と言った事業の方向性を明確にしてくれる役割があります。それらを作成する事でしっかりとした目標に向かっていく事ができるようになります。
詳しい事は中小企業庁のHPに記載されていますが、経営革新計画は都道府県による審査を経て承認されるようになります。
承認される事で様々な支援策を活用できる対象にもなる事から事業主の方にとって非常にありがたい物でもあります。
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なぜ経営革新計画を作成しようと思ったのか?
大きなきっかけとなったのは、今年に入りコロナが世界的な広がりを見せた事により、4月以降宿泊稼働率は大幅に下落した事でした。もちろん国をあげてウィルスの感染防止に努める必要がありましたので、不要不急の観光は自粛していただく必要があったのですが、4月〜5月とほぼ宿泊者は0に近い数字となりました。ようやく今月から県境をまたいでの移動が可能となり宿泊の予約も少しづつ回復の傾向にありますが、私はもう以前の世界には戻れないと考えていて。舞台の幕がゆっくりと上がり芝居が始まる様に、徐々に新しい世界の幕が開け新しい世界の幕があけていくと考えています。
中小企業や小規模事業者にとって、このコロナ禍の中で生き抜いていく為には、既存のビジネススタイルから大きく変化できる物だけが生き残れると思っています。情報過多のネット社会ではブームが起きてもすぐに時代遅れとなります。情報化社会では常に市場は流動しているからです。
中小企業や小規模事業者が生き抜いて行くには、
「新しい市場を創造できる者」もしくは「新しく創造された市場の中で変化できる者」だけが生き残れると考えています。
今後、中小企業や小規模事業者はそのどちらかの選択にせまられ、また現代の社会においては新業種を創造するのは難しいと考えています。なぜなら市場は成熟されてしまっているからです。
つまり、新しく何かを始めるという様な新たな業種を見つけるのではなく、既存ビジネスと新ビジネスを掛け合わせた新たな独自の業態を作りだす事が必須だと考えています。
現在、移住者支援を開始しておりますが、経営革新計画では現在の宿泊業がメインのスタイルから少し変化をさせて、そのような移住者の方にむけた取り組みを考えています。
また経営革新計画の作成・承認までの流れは随時お伝えしていきたいと思います。