12 08 2018
バンコク(BangKok)
次なる視察へ向けバンコクへと向かった。
夕方の飛行機での出発だったので、バンコクへは20時に到着した。
スワンナプーム空港からSRTET City Lineに乗り約30分、Phaya ThaiでBTSに乗り換えてホテルのあるNaNa駅へ。
タイは初めて訪れる街だったのでとても楽しみだったが、到着した駅はとても近代的で東京や大阪に近い感じがした。
ただホテルまでは幹線道路から奥ばった場所にあり、バンコクらしい雰囲気がでていたが、それを通り過ぎると近代的なホテルが目の前に現れた。
チェックインした後、夕食を摂ってなかった僕たちはNana駅の近くの食堂でタイ料理をいただいた。
もちろんSINGHAビールを外せない。
「酒というのは、それがどんな酒であっても、その産地で飲むのが一番うまいような気がする。」
村上春樹のエッセイ ’もしも僕らのことばがウィスキーであったなら’ に出てくるフレーズである。
村上春樹のエッセイ ’もしも僕らのことばがウィスキーであったなら’ に出てくるフレーズである。
全くもって僕も同感である。日本だとSINGHAビールがあっても飲むことはないが、ここだと格別に美味しく感じる。
翌朝も早いので、食事を済ませた僕たちは部屋に戻り早めに就寝することにした。
翌日はシラチャという日本企業が多く進出している街へと向かった。
目的はJ−PARKという日本をイメージしたモールの視察だ。
J-PARKのあるシラチャには、日本企業の工場が多くあり、約1万人がここに住んでいる。
もともとアユタヤに日本企業が工場を建設していたらしいのだが、2011年のタイ洪水の際に多くが移設してきたのがきっかけで
シラチャが大きく発展した。
またタイで日本人学校があるのもバンコクとここシラチャだけであり、多くの日本人がシラチャに住んでいる。
2013年にオープンしたJ-PARKはオープンタイプのコミュニティーモールで、平日で約4000人、土日には約6000~9000人が訪れる。
日本を意識した外観、内観には随所に日本らしさが感じられるが、どこか違和感も感じる。
聞くとデザイナーはタイ人で、タイ人がイメージする日本を作ったそう。
海外で日本の物を伝える時は、完璧な日本を再現するのではなく、ある程度現地の人のイメージを含ませることも必要なんだと感じた。
視察を終えた僕たちは車で約1時間かけてバンコクへ戻ることに。
途中で高速のサービスエリア的な休憩場所に寄り、ガパオライスをいただいた。
ガパオライス日本円で約150円。
同じ売店で販売していた、タロ芋のアイスがとても美味しかった。
アイスの中に小豆のような物と、お米のような物が入っていたが、初めての食感にクセになりそうな味だったが、どうしてアイスに米のような物が入っているのかが不思議で仕方なかった。
バンコクに戻り、夕飯は近くの食堂のようなところで食べたのだが、そこでようやくタロ芋アイスに米のような物が入っている理由が分かった。
実はバンコクに行く途中で食事の話になったのだが、「スティンキーライス」というマンゴーのデザートがとても美味しいらしい。
という情報が流れた。
ただ誰もそれを食べたことはなく、詳細は不明であったため、バンコクでは必ず食べようと考えていた。
食堂には「カオニャオマムアン」と書かれた、マンゴーのデザートの写真があった。
食事を終えてデザートに注文してみた。
出てきたのは、マンゴーにココナッツミルクともち米の組み合わせだった。
日本でいうオハギのような感覚に近いんだと思うが、タイの甘みの強いマンゴーともち米が絶妙だった。
お昼のアイスでもそうだが、タイの人はもち米を甘いものと組み合わせデザートとして食べるのが好きなようである。
また詳細は成果発表時にお伝えしたい。
そして僕たちは次の視察国シンガポールへと向かった。