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【福島出張 DAY1】羽田空港からレンタカーで

みなさんこんにちは。
高松ゲストハウスTraditional Apartment管理人のDaisukeです。

先日、お仕事で福島県に行ってきた話を少しまとめたいと思います。

四国から東北地方へのアクセスは少し不便なのでなかなか行く機会もなく、僕の周りでも北海道は行った事あるけど、東北地方となると行った事ある人は一気に減るイメージがあります。実際、僕も福島へは7月に行ったのが最初で今回で2回目です。

四国から福島へのアクセスは大きく分けて①飛行機②車③新幹線の3パターンがありますが、移動時間を考えると①が一番早いアクセスになります。
飛行機も伊丹空港から福島空港の便が出ている様ですが、今回は高松空港から羽田空港まで飛んで、そこからレンタカーで福島に向かいます。

羽田空港到着ロビーからレンタカーを借りました。

少し雲が多くて天気が心配でしたが、途中で晴れ間がみえるくらいにありました。

福島県は北海道、岩手県に次ぐ3番目に面積が大きい都道府県になります。
縦に3分割し、東の浜通り、真ん中の中通り、西側の会津エリアの3つにエリア分けされています。

初日は東の浜通りに向かいます。
福島県までは羽田空港から約3時間〜4時間のドライブになりますが途中で栃木県の那須高原に立ち寄りました。
那須高原は別荘も多く、都心部からも多くの人が来ています。


お昼は”清流の里”さんでいただきます。こちらは釣った魚を調理してくれるという体験と食事がセットとなっていて、多くの人で賑わっていました。


清流の里さんの紹介ブログはこちらをクリック

お腹もいっぱいになったところで福島に向けて再度出発です!

向かう先は福島県田村郡三春町にあるコミュタン福島です。
ここは東日本大震災や原発の事、また福島県が力を入れて取り組んでいる再生可能エネルギーの取り組みについて詳しく学ぶ事ができます。



館内を入ると原発事故後の福島第一原子力発電所のジオラマがあり事故直後の様子が一目でわかります。


事故当時、4基ある原発のうち4号基は核燃料が取り出されて停止していた状態でした。

津波の襲来により、核燃料を冷却する為の海水を送り出すパイプに損傷を受け、海水を循環させる事ができなくなり、水分が蒸発した事で核燃料の温度が高まり、水蒸気が建物内に溜まって爆発を起こしたのが事故の要因となっています。
ジオラマを見るとその時の壮絶な様子が伝わってきます。


こちらに来て初めて知ったのですが、もともと放射能は自然界にもあって微力ながら放出しているのだそう。

福島では事故以降、除染作業が進み各地で放射能の量を計測をしています。

世界各国の数値と見比べみても低くなっおり、大阪や東京と変わらない量にまで下がってきています。
もちろんまだ原発の周辺等の一部では放射線量が高い場所もありますが、それも限定的になっています。




原発事故の教訓を生かして福島県では近い将来、再生可能エネルギーで電力を補っていく計画があるらしく、それらの取り組みもパネルを見ながら学ぶ事ができます。

入場料も無料なので福島に来られた際はぜひ一度訪れる場所だと思います。