05 08 2020
【手打うどん 田村(たむら)】綾川町はうどんの聖地
みなさんこんにちは。
香川県ではコロナウィルス感染拡大防止として5月2日〜5月6日まで県内のうどん屋さんに営業自粛要請が出されていました。
これは国が緊急宣言を発令しGWにおける全国の人の動きを止め、全国的な感染拡大を防止する観点のもと、香川県が独自にうどん屋さんへ自粛の要請を出したものです。実際のところ香川県に訪れる方のほとんどの目的の中に讃岐うどんを食べるという目的もある事からうどん屋さんの営業がSTOPすれば県外からの訪問も少なくなるだろうというものです。
その効果からか香川県ではGW明けの5月7日に緊急事態宣言は解除されました。そして解除と同時に営業を再開されるうどん屋さんも出てきました。
今日は讃岐うどん屋さんを応援するという意味も込めて緊急宣言解除後にうどん屋さんを訪ねてきました。
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手打うどん 田村(たむら)
こちらのお店は高松から金比羅さんに向かう国道32号線からすこし山間部に入った場所、綾川町という所にあります。この綾川町というのは「山越うどん」等、有名なうどん屋さんや多くのうどん屋さんがひしめく聖地でもあるのです。それもこの綾川町には国道32号線が通っており、高松からこの道を進むと金比羅(こんぴら)さんに到着する道なのです。つまり金比羅街道(こんぴらかいどう)と言われている道。古くからこんぴらさんに向かう旅人にとって重要な道だったのです。
こちらの手打うどん田村はこのあたりに多い製麺所タイプのうどん屋さんで、ご自宅の一角でうどんを打つというスタイルです。
左手が自宅で白い建物でうどんを打ちます。
うどんを食べるスペースは店内とこちらにもあります。
店内は自粛の影響からかお客さんはまばらでした。
お店に入ると「熱いの?それとも冷たいの?」と聞かれます。
こちらのお店で選択できるのは「温かい出汁をかけて食べるうどん」か「醤油をかけて食べるうどん」になります。
つまり厳密に言うと冷たいうどんではなくぬるいうどんになります。
注文したうどんはこんな感じで出してくれます(笑)。
メニューはいたってシンプルです。
うどん(大)300円
うどん(小) 200円
の2種類です。
トッピングは
オリーブ豚 150円
コロッケ 100円
ちくわ 60円
てんぷら 60円
あげ 60円
生卵 50円
温泉卵 100円
うどん玉 90円
となります。
うどん玉90円というのは麺だけ購入して自宅で持って帰って食べるという物で製麺所ならではです。
ちなみにうどんを頂いていると数組の地元の方がこの「うどん玉」だけ購入して帰っていました。
こちらトッピングになります。ネギと生姜は自由に入れる事ができます。
お会計は食べ終わったあととなります。
お店の隣にあるイートインスペースでいただきます。
こちらが「ぬるいうどん(大)」300円。
こちらが「温かい出汁うどん(小)」200円。
麺は製麺所ならではの手でしっかりと打ったという感じの形や長さが不揃いなうどんで人間味が溢れていて愛を感じます。
そして麺を噛んでいくと良い感じに塩っ気のあるうどんの味が広がり、香川県民が感じる「本物のコシ」も感じられます。
これぞTHE讃岐うどんと言わんばかりのうどんです。
製麺所スタイルなので、出汁に力を入れているというよりは麺が主役のこちらのうどん。温かいうどんより醤油をかける「ぬるいうどん」の方が個人的には好きです。
うどんを打っている店主。
完食しました。ごちそうさまでした。
是非香川にお立ち寄りの際には金比羅さんとセットで訪れてみてください。
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場所の確認です。
高松方面から国道32号線で琴平方面に向かいます。綾川町に入り綾川町陶という交差点を右に曲がります(ローソンが目印です)。そのまま直進すると右手側に見えてきます。
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手打うどん 田村
住所:〒761-2103 香川県綾歌郡綾川町陶 10903
電話番号:087-876-0922
営業日:9時〜13時
定休日:日曜日
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