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【キューバの旅〜DAY3】クラッシックカーでハバナ観光

〜キューバの旅〜
DAY3
 
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【クラッシックカー】

僕は散歩代わりに朝食を食べようと思い、一人で宿の近くのカフェに入った。トーストはカリカリで全く美味しくなかった。宿に帰る前に公園があり、そこで何気なく景色を撮影していたら、女子高生が写っていたが、後から写真を見ると安室奈美恵にそっくりだった。

 
キューバの女性は本当にスタイルも良いし美人が多い。

これから、準備して出かける予定なのだが、その前にキューバについて少しだけ書こうと思う。
皆さんキューバのイメージを聞くと恐らく「葉巻」、「クラッシックカー」、「サルサ」、「ラム酒」、「モヒート」、それらのイメージが真っ先に浮かんでくると思うのだが、僕がキューバと聞いて真っ先に思い描くのは「チェ・ゲバラ」だ。

 

お気づきの方もいらっしゃるかと思うが、Traditional Apartmentの入り口に「ゲバラ」の絵を描いて飾っている。ゲバラは僕の尊敬する歴史上の人物の一人だ。
アルゼンチンで生まれたゲバラは、比較的裕福な家庭に育ったが、バイクで南米を回った旅(映画:モーターサイクル・ダイアリーズ)でボリビア革命の真っ只中のボリビアを旅した際に、自由な雰囲気のインディオに衝撃を受け、そのままグアテマラで医師として活動した彼は、それまで虐げられてきたマヤ系インディアンの復権のために尽力したアルベンス政権がアメリカの引き金となり倒されたのを機に本気で革命家として活動を決意した。
 
それ以降の活動はご存知の方も多いと思うので省略するが、ボリビアでアメリカに処刑された後もなお、キューバの英雄として国民から尊敬されている。

キューバは1961年にアメリカと国交を断絶して以降、ほとんど物資が入ってくる事がなかった。スーパーと呼ばれるところに言っても、本当に何もない。
国内を走る車についても、新車販売店などなく、車を所有している人は、外国人と結婚している人か、もしくは国交断絶の前にアメリカから入ってきた車のどちらかになっており、クラッシックカーについては大切に現在まで乗っていて、それが今では観光の目玉ともなっており観光業はキューバ経済の核ともなっている。
今日はそんなクラッシックカーに乗ってハバナ市内を散策したいと思っている。
まずは宿から徒歩5分の場所にある、ホテルでWi-fiを接続する。

ネットでメールチェックを終えた僕は、フェルナンドを残してクラシックカーのツアーの値段交渉に向かった。
 
フェルナンドに任せると、運転手の言い値でそのまま受け入れられそうだったからだ。

 
実は昨日、ハバナに到着した時に確認したのだが、2時間で60USDとうのが相場のようだった。
僕は何人かの運転手と交渉をした結果、2時間で40USDまで値切る事ができた。
ホテルでインターネットをしているフェルナンドを呼びに行く。

 

するとフェルナンドが「遅いじゃないか。ツアーの開始は11時の予定だったのに、遅れているじゃないか。」
 
 
と僕の苦労も知らずに言ってきたので、「悪い。悪い。運転手と交渉をしていたので遅くなったわ。その代わり2人で40USDにまで値下げできたよ」と答えた。

 

さあ準備してハバナの市内ツアーに向けて出発である。

 
 

 

ツアーは観光名所を回ってくれた。

・ 革命広場

・ モロ城

・ チャイナタウン(中国人は住んでいないらしい)

・ ゲバラの家

・ クリストオブハバナ

 
 
 
 
普段この様なクラッシックカーに乗る機会はなかなかないので、非常に良い経験になった。
 
 

夜はフェルナンドと一緒に食事に行くので、もう一度ホテルに行きWi-Fiを繋げて、レストランをリサーチ。徒歩で行ける距離にあるイタリアンに向かった。

途中でまた知らない人がオススメのレストランを紹介してやると声を掛けてきた。昨日の反省も活かしたのかフェルナンドは丁寧に断っていた。
レストランはキューバらしからぬ雰囲気で感じも良かった。
折半になる事を考え、僕はパスタとビールだけ注文した。フェルナンドは何品か注文しワインも飲み始めた。
 
彼が注文したサラダが2人前だった様で、彼は僕にサラダを勧めてきた。彼一人では食べきれないと思い、僕はサラダをいただいた。
 
お会計の時、ワインを沢山飲んだから、それぞれで支払おうと彼が言ってくれたが、サラダについてはきっちり折半されていた。

 
 

細かさと無頓着さを兼ね揃えた不思議な男である。
昨夜の疲れもあったのか今日は二人とも早めに就寝した。

 
 
 

つづく