12 15 2019
【キューバの旅〜DAY2〜】知らないヤツには付いていくな
〜キューバの旅〜
DAY2
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【知らない人についていくな①】
バラデロで立てた予定通り僕達は16時半にはハバナの散策に出た。
みなさんご存知だと思うが、キューバは1961年にアメリカと国交を断絶している。
それ以降、物資が入ってくる事がなかった為、キューバでは1950年代のクラックカーを大切に乗っていたりする。
街には崩壊寸前の様な建物が立ち並び、舗装されていない道路が目立つ。路上では野球よりサッカーをしている子供達が多かった。
道を歩いていると、1人の黒人キューバ人に声をかけられた。
みなさんご存知だと思うが、キューバは1961年にアメリカと国交を断絶している。
それ以降、物資が入ってくる事がなかった為、キューバでは1950年代のクラックカーを大切に乗っていたりする。
街には崩壊寸前の様な建物が立ち並び、舗装されていない道路が目立つ。路上では野球よりサッカーをしている子供達が多かった。
道を歩いていると、1人の黒人キューバ人に声をかけられた。
流暢な英語とスペイン語そして、挨拶程度の日本語で僕達に話しかけてきた彼は、赤いCAPと派手なシャツにジーンズというラフな格好だった。
自慢げに腕の刺青を見せてきた。
一緒に連れている女性もいて、同様に黒人キューバ人で、全身黒っぽい服装をしていた。服装な目立った特徴はなかったものの、
もはやギャグレベルというくらい太い眉毛メイクが特徴的だった。例えて言うならばイモトアヤコの眉毛といえばイメージできるだろうか。
彼は僕達に「キューバの街は俺に任せろ!美味しい料理やお酒。なんでも俺が案内してやる。だって俺たち友達だろ?」と言って来た。
いきなり会ってすぐに友達と言ってくるヤツほど信じられないものはないと僕は警戒していたが、フェルナンドは何故か意気投合していた。
もしかしたらスペイン語で信頼できる様な会話をしたのか。それともフェルナンドも警戒しているが、相手に合わせて様子を見ているのか、僕には分からなかったが、フェルナンドと黒人キューバ人がどんどん歩いて行くので、僕は仕方なく付いて行った。
すると飲み屋らしきお店に入っていった。照明はピンクで、夕方の早い時間からなのか、客は誰一人いない。
もちろん黒人イモトも一緒だ。店に入るとすぐに黒人キューバ人は僕達にお酒を勧めてきた。
僕はハバナの街を散策したかったし、それにまだお酒を飲む気分ではなかったが、それ以上に初めての街で、会ってすぐに知らないヤツに飲み屋に連れて来られても信用できる訳なかった。
僕はフェルナンドに出ようと伝え店を出た。
すぐに黒人キューバ人が追いかけてきた。そしてスペイン語でなにやらフェルナンドと話しを始めて、また歩きだした。
何故フェルナンドが納得して歩きだしたのか、分からないが、僕は少し気分が悪かった。
僕は立ち止まって次に行く行き先を聞いた。すると黒人キューバ人が「美味しいレストランに連れていってやる」と言ってきた。
僕はお腹空いていないし、明らかに胡散臭い匂いしかしなかったので、お腹が空いていないという理由で断った。
また万が一法外な値段を請求され、支払うとフェルナンドと折半しなくてはいけない可能性もあったので、僕は危険回避の観点からも一緒に行かない方が賢明だと判断したが、フェルナンドに聞くと彼はそのままレストランに行くという事だった。
フェルナンドはスペイン語で話せるので、そこまで騙される事はないのかなという安心感もあり、彼を残し一人でハバナの散策に出た。フェルナンドは、黒人キューバ人と黒人イモトの3人でレストランに入っていった。僕は適当にお腹が空いたら戻ってくると伝えた。
もちろん黒人イモトも一緒だ。店に入るとすぐに黒人キューバ人は僕達にお酒を勧めてきた。
僕はハバナの街を散策したかったし、それにまだお酒を飲む気分ではなかったが、それ以上に初めての街で、会ってすぐに知らないヤツに飲み屋に連れて来られても信用できる訳なかった。
僕はフェルナンドに出ようと伝え店を出た。
すぐに黒人キューバ人が追いかけてきた。そしてスペイン語でなにやらフェルナンドと話しを始めて、また歩きだした。
何故フェルナンドが納得して歩きだしたのか、分からないが、僕は少し気分が悪かった。
僕は立ち止まって次に行く行き先を聞いた。すると黒人キューバ人が「美味しいレストランに連れていってやる」と言ってきた。
僕はお腹空いていないし、明らかに胡散臭い匂いしかしなかったので、お腹が空いていないという理由で断った。
また万が一法外な値段を請求され、支払うとフェルナンドと折半しなくてはいけない可能性もあったので、僕は危険回避の観点からも一緒に行かない方が賢明だと判断したが、フェルナンドに聞くと彼はそのままレストランに行くという事だった。
フェルナンドはスペイン語で話せるので、そこまで騙される事はないのかなという安心感もあり、彼を残し一人でハバナの散策に出た。フェルナンドは、黒人キューバ人と黒人イモトの3人でレストランに入っていった。僕は適当にお腹が空いたら戻ってくると伝えた。
やたらと声かけてくるキューバの人達。
カメラを向けると気さくにポーズをしてくれる
街の至るところにチェ・ゲバラの絵が描かれている。
ハバナの街を散策に夢中になっていて、時計を見るとフェルナンド達とレストランで別れて3時間が経過していた。
僕はレストランに戻ったが、すでに彼らはいなかった。
フェルナンドの事だ、スペイン語も話しできるしきっと仲良くしているに違いないと思った僕は、先に宿に戻る事にした。
フェルナンドの事だ、スペイン語も話しできるしきっと仲良くしているに違いないと思った僕は、先に宿に戻る事にした。
宿に戻り、パソコンを開こうとした瞬間、階段の下から陽気な声が聞こえてきた。
フェルナンドが上機嫌で帰ってきた。顔は真っ赤でベロベロに酔っ払っている。酔っ払いすぎて何を言っているのか分からなかったが、何やら楽しそうなのは伝わってくる。
すると彼は携帯電話で撮影した写真を見せてきた。
フェルナンドが上機嫌で帰ってきた。顔は真っ赤でベロベロに酔っ払っている。酔っ払いすぎて何を言っているのか分からなかったが、何やら楽しそうなのは伝わってくる。
すると彼は携帯電話で撮影した写真を見せてきた。
つづく